名無しさんの話5
514:[sage]10/11/28(日)17:41ROemLVNR0
私のとこの幽霊さんとの馴初めでもとりあえず投下してみる。
少し文章が長くなるから分けて書くね。

去年の今頃、よりもう少し冬よりのある日。
用事でちょっと実家に帰ってて、夕飯頼まれたからひとりで用意してた時のこと。

何を作ってたのかは忘れたけど、フライパンを火にかけてたのは覚えてる。
使い終わった調理器具を片付けつつ、火が通るのを待つ。
いつも通りやってるはずなのに、なんだか何かが詰まったみたいな違和感を感じた。

ふとフライパンを見たら、どうやら火力を間違ったみたいで、思ったよりも火の通りがはやい。
今すぐに下ろさないと、焦げてしまって食べられなくなるところまできてた。

でもまだ、スパイス(確かローズマリーか何かだったかな?)を入れて、少し熱さないといけない。
そこでやっと、スパイスを用意してなかった事を思い出した。

「あー。違和感ってこれだったのかあ!」
と思いつつ、
「どうしよう。今から出したら確実に焦げる!」
と家庭でご飯を作るレベルじゃなく焦る私。

今思えば、一度切ったら良かったんだろうけど、混乱しててそんなこと思い浮かばない。
515:[sage]10/11/28(日)17:43ROemLVNR0
>>514のつづき


その時左肩を誰かがトントンと叩いた。
驚いて左を向くと、調理台の上にスパイスが蓋を開けた状態で置いてあった。

その時は別段不思議と感じることもなく、
「ありがとう!」
とお礼だけを言ってスパイスを引っ掴み投下し、無事料理をおいしく作り終えることができた。

お皿に盛りつけて、他の料理もテーブルにセッティングしてから、家族全員出払っていることを思い出した。
今家に居るのは私だけ。

「親切な幽霊だなあ…。いや、まさか、妖精さん…?だったらありがとうはまずかったかなあ…」
なんて疲れに任せて妄想を膨らませつつダイニングで家族を待った。

皆が帰ってきて食事の席でその話をしたら、誰も今までそんな経験はないという。
「連れてきたんじゃないの?」
と冗談まじりに笑いながら言われてしまった。

私もいままでの色んな霊体験のなかでそんなのはなかったし、不思議に思いながらも特に気にしないことにした。
516:[sage]10/11/28(日)17:44ROemLVNR0
>>514
>>515 のつづき

その日の寝る前。
少し肌寒いから毛布を出してもらって、それを私の寝ている部屋まで運んでたとき。
大きなしっかりした毛布で、持つと両手が塞がってしまっていた。
一つ目のドアを開けるために毛布を下ろそうと思ったら、ドアが一人でに開いた。

「ちゃんと締めてなかったのかな?」
と思いながらも、少し腑に落ちない。
ドアを通った後さて締めようと思ったら、次は勝手に閉まった。

「空気が動いたからかな?」
とその時は思い込もうとしたんだけど、自分の部屋に入る時にもう一度同じことが起きた。

呆然としながらも、一応
「ありがとう」
とお礼を言って、毛布を敷いて、そのまま眠ってしまった。

特に夜中に金縛りにあうとか、そういった事もなく翌朝すっきり起きられた。

その後も、そして実家から帰った今も色々あるんだけど、書くか書かないかはちょっと考えてる。
517:[sage]10/11/28(日)18:13sFenARTt0
>>514
つづきお待ちしております。
518:[sage]10/11/28(日)23:191/GqH232O
ようこそ! 待望の新人さん!
コテトリつけていただければ完全仲間入り。
519:[sage]10/11/29(月)01:12/uJuvqmc0
>>516
書いて欲しいなぁ、トリップ付けて書いチャイナYO!
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